当校では連日、不登校の子供たちに、まずは居場所としてのスペースを提供しています。自由な時間も、自分で時間割を計画して、学校の教科書を用いての授業だったり、パソコンのofficeスキルを習得したり、プラモデルを作ってみたり・・・・当校はパソコン教室がメインのスクール(居場所)なので、パソコンやITのレッスンは十八番ですが、昨今、保護者の方からのご相談が急増したこともあり、学習障害や発達障害、不登校の子供たちの受け入れを続けてきました。入会を断る理由が見当たりませんので。そして学校に行けない理由は様々ですが、当校はどんな理由があれ、子供たちを受け入れてきました。少なくとも、大人の私たちが、彼ら彼女らのミライの道筋を用意してはいけないと考えています。ミライは無限大に広がっているのに、私たちが道幅を制限するわけにはいきません。その道が広くとも、狭くとも、ラクでも険しくとも、自分の歩みで進んでいけるようになるための準備と、少しだけのアドバイス、ここに留めたいと常に考えております。保護者の方々へお母さん、お父さん、保護者の方自身が、いくら悩んで苦しんでも、根本的に解決することではありません。あくまで本人次第です。保護者の方が落ち込んでしまっては、当の本人は現状から抜け出せるはずもありません。まずは、保護者の方が、目いっぱい「振り切る覚悟」が必要です。間違っても「隣の芝生」と比較することなく、主体性を大切にされてください。よそはよそ、うちはうちただ、その本人もまだまだ心は脆い状態です。ほんの少しのサポートは必要です。そのお手伝いが、もし我々にもでいることがあるのなら、ぜひお知らせください。