保護者の方、またお子さん向けに。私もそうでした。転々としながら、布団に入ると毎日が絶望で、もちろん寝る事も出来ず、窓に朝日が差し込むと、また絶望していました。朝は体から神経が、抜かれたような、布団にずっしりと沈み込んで、深い泥にはまったかのような、言い難い苦しみを毎日体験しました。私は中学生の時から、このような毎日でした。高校にはなんとか行きましたが、一週間通して通学できませんでした。本当に幸運にも大学にも進学しました。ほとんど授業は出てません。一年生のときは5月病という意味不明な時期も過ごしました。それでも、毎日、漠然となんとかしたい、その思いだけはありましたが、どうして良いかはわからなかったです。また幸運で、拾ってくれた先輩社員のお陰で仕事にはありつけました。仕事が生き甲斐になっていました。大人になり仕事にひたむきになっていた時期は、学生時代の鬱はなくなっていましたが、35歳、出勤前に玄関の、ドアノブを回すことができなくなりました。現在も毎日投薬かれこれ7年続いています。正直、人生ってこれで終わりなんだな、とは真剣に考えていました。明日の事を考えることを閉ざしてしまうのです。その後は自暴自棄、仕事も辞めて、「死ぬまでにしたいことリスト」を作り、それに全力でした。そこで、様々な体験や出会いを重ねていくうちに、生まれてから初めて、初めて自分の生き方、というか、役割を感じたのです。今は事業主として、本当にたくさんの方の援助のもとに、本当になんとか子供向け、大人初心者向けパソコン教室を運営しています。昨年からは自分の苦い記憶と体験を伝えたくて、助けて上げたくて、フリースクールも初めてみました。結論、一人では何も始まらないという事、とは言っても動かないと何も始まらない、そして誰も助けてくれないという事実を体感しています。最初の一歩、なかなかどうして重たいものでした。よく理解しています。でもね、明日も今日とおなじていいの?と自問自答を、繰り返していると、何かの拍子で「ふらっ」と、間違って踏み出してしまう時があるのです。それで、良いんです。そんな間違いをしてみて下さい。正解なんて誰も知りませんし、誰も教えてくれません。それで良いんです。自分の行動が唯一正しいんですよ。自分をもっと信じて、自分を大切に。だめならまた、やり直すか、また、じっとしててもいいんですよ。この投稿も二年前から悩みに悩んた挙げ句、投稿することにしました。ここには書けない事も輪をかけてあるのですが、それはもしお会いすることがあるときにでも。誰かのために少しだけご縁があれば言う事無しです.