不登校のお子さんの保護者の方へお子さんは自分の居場所を求めています。それは物理的な「場所」ではなくて「心の居場所」なのです。当校の生徒さんたち何人かと面談しますと、やはり学校には居づらいということで、民間などの学童やフリースクール、放課後等に通っています。認めてもらいたいという、承認欲求は大人こども関係なく、誰でもあるものです。私たちは、まず認めること、共感すること、自分らしくあること、から始めています。また、不登校や発達の遅れなどで悩まれている保護者へお伝えしたいのは、「自分だけで悩まない」事。他の子どもたちと比較する必要はありません。みんなと同じであることが、必ず幸せをもたらすとは言い切れません。悩みは必ず誰しもが持っていて、解決できない悩みは人それぞれ。いくら悩んでも解決しないことは、放っておいても良いことがあると考えています。考えても解決しないことはそのまま、また違う「行動」に心と身体を動かしたほうが楽です。誰しも一人では生きていけない時代、自分だけ頑張っても仕方ないのではないでしょうか。同じ悩みや苦しみを共有できる場所や、サークル、相談先はたくさんあります。自分だけじゃないんだ、ということを、まず知って欲しいです。それで、少し楽になれば、また新しい何かのきっかけを発見する、知得するのです。当校はもちろん、他にもたくさんの専門家や施設はあります。一人で悩んで良い答えが見つかった試しはありません😅臆することなく、一歩踏み出してみて下さい。お母さん、お父さんが悲しい表情をしていれば、自ずとお子さんも悟ります。保護者の方の心身の健康が、解決の糸口になる事もたくさん見てきました。大丈夫です。今、行動してみましょう。