卒業、そして新学期、また新しい門出、おめでとうございます。当校でも新しい出発に向けて、退会された方、そして、新一年生や新学期を目前とした入会が続いております。当校は大人の趣味の延長としての、カルチャースクールとして15年前に開校していますが、6年前からは、子供向けのパソコン・プログラミング教室を開校し、最近では、発達の遅れのあるキッズや、不登校の生徒も受け入れるようになりました。沢山の生徒さんとお付き合いしていく中で、一つだけ明らかな事実がありました。それは、「子供たちの成長は保護者の成長にある」 ということです。お子さんの習い事として入会頂く際に、お子さんを将来プロフェッショナルの道へ進んでもらいたいという保護者の意思で入会される生徒さんはほぼいません。特にここ数年は、「居場所」や「好きなことで楽しく過ごしてほしい」という保護者のご意向がほとんどです。こんなことを綴ると批判も多くなること思いますが、敢えて言わせていただくと、習い事の多くは、プロフェッショナルの道を目指すものではなく、「基礎」を身に付けるものであるかと考えています。その基礎を身に着けるにあたり、昔ながらの「精神論」や「根性」というものは現代において通用しません。逆説的に、「その道」に向かうのであればある種の「根性」などは必要かもしれませんが、私たちが提供しているサービスには用いておりません。よって、IT・デジタルの入門として開校をしておりますが、あくまで子供たちが楽しく学び、真剣に遊ぶ場を提供しているに過ぎません。ご自宅で際限なくスマホやゲームをされてませんか?当校ではスマホ、ゲームは生活していくうえで必要なアイテム、コンテンツだと考えておりますが、やはりその扱い方、触れ方にはいくつかの注意点が必要だとも考えています。「時間を決めて」「ルールを守って」これは大原則です。ただ、現代において保護者の方が四六時中にその面倒をみる事はほぼ不可能でもあります。ゲームやインターネットの動画視聴は限りなく流れていますし、その内容も止めどなく楽しいものです。どこかで区切りをつけませんと、もっと大切な時間を奪ってしまう恐ろしさも含んでいます。行き過ぎてしまうと、現実との境目もあいまいになり、所謂「依存症」の恐れも看過できません。よって、与える側、保護者側にまずは知識を持ってほしいのです。共働きが当たり前の現代では、手放しでお子さんを育てることになりがちですが、そこをないがしろにしないで欲しいです。最低限の知識、例えばネット依存症について、や、目や心に与える悪影響と対策、手段など、すぐにでも学べることがあります。そう、保護者の方こそ「成長」が必要なのです。なにも、スマホを与えない、パソコンやゲーム機を与えない、という事ではありません。むしろデジタルデバイスは扱える方が良いのです。その、使い方、扱い方や家族でのルールをしっかりと決めてもらい、本当の便利と楽しさを家族で共有すべきです。当校はデジタル社会の一つ、パソコンなどを積極的に利用してもらいたいと考えていますし、どんどん挑戦してもらいたいと考えています。そのうえで、最低限のマナーやルールはあらかじめ教育しています。目を離せば子供たちはよくも悪くも自由活動をし出します。保護者からの相談で断トツに多いのが、「ことば遣いが悪い」「時間を守らない」です。特に昨今オンラインゲームが主流です。不特定多数と同じ環境で遊ぶゲームやSNSは多く、その中で「暴力行為」や「いじめ」が多発していることも事実です。これを防ぐにはIT,デジタル教育だけでは力不足です。当校では、これらの懸念に対しての教育も怠りません。当校でもオンラインでのゲームを用いたレッスンを行いますが、いやがらせの行為、暴力的な行為、またその言葉遣いにも注視しながらのレッスンを行っています。もちろん、しっかりと「叱り」。「なぜ叱られたのか」「どうしたら良かったのか」を必ず話し合います。泣き出すこどもたちも、もちろんいますが、しっかりと理解してもらうため、私たちも真剣に向き合っています。これら、当校で指導していることは、本来ご家庭でも取り組んでほしいことです。保護者の方からは「いうことを聞かないんです。。。」との相談もよくお受けしています。正直、親の言うことって、なかなか聞かないものですよね。しかしながら、まずはご家庭でルールや理解してもらうための時間を大切にしてみてください。部外者、我々のような他人の話はよく聞くものですが、ここは保護者の方と当校の育成のベクトルは合わせておきたいと、切に願っております。