日本のモノづくりとその精神について、ふと考えることがありまして。そんな時にいつも思い出すことが、世界的メーカーとなった、本田技研工業創業者である本田宗一郎氏の言葉です。当校はモノづくりとは少し離れた業界ですが、本田氏の言葉は身に染みて共感できると感じています。特に、人と人についての彼の業績や言動は、後世に伝えていきたいと強く感じます。「人を動かすことのできる人は、他人の気持ちになれる人である。その代わり、他人の気持ちになれる人というのは自分が悩む。自分が悩んだことがない人は、まず人を動かすことはできない。人の痛みがわかる人は、人を傷つけることはしない。ゴミ拾いをしたことがある人は、ゴミをポイ捨てしない。 。相手の気持ちを分かろうとする気持ちこそが尊いと思う。悩んでいる時は苦しいかもしれないけれど、そんな風に、誰かのことで悩める人でありたい。」 本田宗一郎